アスペルガーとADHDの違い

アスペルガー症候群(自閉症)とADHD。
とても似ている。
いったいどこが違うんだろう・・?と、わけわからなくなっていたところ、

出力の障害・・・ADHD

入力+出力の障害・・・アスペルガー症候群(自閉症)

という考え方を知り、ほほう・・・と思いました。

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たとえば、とあるアスペルガーとADHDを併発している方が話した、本人が自覚している症状。

  • 見え方・聞こえ方等の「五感」が多くの人と異なる。【入力の障害】
  • 物事の感じ方・考え方等の「認知の仕方」も根本的に多くの人と違う。【入力の障害】
  • 何かが視界に入った瞬間、聞こえた瞬間、「見えた、聞こえた」と本人が自覚するより先に、脊髄反射のごとく反応する。【出力の障害】

出力の障害だけであれば「ADHD」ですが、入力の障害も合わせて出ているので、「アスペルガー症候群(自閉症)」でもある、という診断になるわけです。
入力の障害だけの場合はどうなんでしょう・・・?そのようなパターンがあるのかどうか定かではありませんが、非常に難しそうです。精神科医であってもこのあたりのすみ分けは本当に困難であろうと想像できます。

ADHDは、注意や行動のコントロールが弱いそうです。
「認知」には問題がないので、決められたことはわかる。けれどもコントロールが利かないので、駄目だと分かっていてもやってしまう。
一方、アスペルガー症候群は、「認知」の問題があるので、「暗黙の了解」や「慣例的に」といったことが理解できない。行間や相手の表情などから本意をくみ取るという事ができず、言葉を額面通りに受け取ってしまう。だから、駄目ということが分からずやってしまう。
行動上の外見は一見よく似ているので、なかなか見分けがつかないのも当然と言えば当然です。

基本的には、ADHDの人の身に起こる困難は自閉症者にも起こりうるということ。ADHDの症状はアスペルガー症候群にも見られるので、専門的なことが分からない人にはどうにも似て見えてしまうものなんですね。
実際の臨床現場でも、この二つの障害の判別は非常に難しいと言われています。
このあたりはアスペルガー/ADHD 違いがわかる比較表をみても感じるところです。
また、成人してからもADHD症状が目立つ人は、たいがいアスペルガー症候群(自閉症)も合わせ持っている傾向があるそうです。

ちなみに、上記の自覚症状を話されていた方は、アスペルガー・ADHDともに「障害の度合いは体調によって変化する」

とも言っていました。

他にアスペルガー・ADHDと一緒によく語られるのが、「統合失調症」です。統合失調症については「統合失調症FAQ」というサイトでとても詳しく説明されています。

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