アスペルガー 冗談が通じない

「アスペルガー 冗談が通じない」の症状

アスペルガーの人は「冗談か冗談じゃないか」のその境目がわからないという特性があります。
通常であればはっきり冗談と分かるようなことでも軽く受け流すことができず、真っ向から受け止めて本気でそれに答えてしまいます。

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ユーモアや冗談が通じにくいというその特徴と共に、「心臓に毛が生えてる」などといったよくある言い回しや慣用句の理解が苦手なのも相まって、しばしば相手と話が噛み合なくなったりします。

また、そもそもなんのために話の中で冗談を言うのかも理解できない傾向にあります。

しかし反対に、冗談が通じていない状況が、周りから面白がられて「ユニークな人だ」と人気が出ることも少なくありません

「アスペルガー 冗談が通じない」の症状例

  • 「このケーキ屋さん気に入ったからお店ごと買っちゃおう」と聞き、「高くて買えるはずないよ」と言う。
  • お祭りのたこ焼きやでお店の方が「はい、1万円」とお店の人にいわれ、本気で焦る。
  • 「やること多くて倒れそうだ」と言う友人に、「支えててあげるから大丈夫だよ」と身体を介助しようとする。
  • 「本当にバカだなぁ」と笑いながら言われても、「自分はバカなんだ」と真に受け止め落ち込んでしまう。
  • 妻から冗談で「これ100万したのよ、すごくいいでしょ?」と新しいアクセサリーを見せられ「どうして100万も使ったんだ?!」と本気で怒ってしまう。

「アスペルガー 冗談が通じない」の対処法

周囲の対応のコツ

  • 冗談をいう際は、「これは冗談だけどね」と付け加える。
  • そもそも言わなくてもいい冗談はなるべく言わないようにする。
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