ADHDの人の目の動きに特徴があるって本当?

集団の中でも変わり者扱いされることが多いADHDですが、やはり特徴的な動きをする方も多いのではないでしょうか。落ち着きがないのもADHDの特徴ですが、実は目の動きにも特徴があるようです。ここでは、ADHDと目の動きについてお話ししていきましょう。

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目がキョロキョロとしている

ADHDの方の中には、「目がキョロキョロしてるね」と目の動きを指摘されたことのある方も多いのではないでしょうか。
実際に、目の動きに関して何か言われた経験があるというADHDの方は多く、体験談として綴っている方も少なくありません。目がキョロキョロとしているというのも、ADHDの特徴のひとつと考えてもいいかもしれません。

ADHDには不注意、多動性、衝動性という3つの特性がありますが、目がキョロキョロとするというのはADHDにおける多動性や衝動性におけるひとつの症状であると考えられているのです。じっとしていられずに足を動かしてしまうような多動性、何かあったら反射的に目で追ってしまうような衝動性、この両方による症状なのでしょう。

子どものADHD診断に役立つ可能性が

これまで子どものADHDの診断というのは難しいといわれていました。
もともと子どもは自由奔放ですので、ADHDの症状なのか、そうでないのかがわかりにくかったのです。しかしながら、目の動きによって子どもにおけるADHDの診断がしやすくなるのではないかといわれています。

ADHDに関してはまだまだわからない部分も多いですし、解明されていない部分も少なくありません。ADHDならではの目の動きでこれからのADHD診断において何かしらの変化がみられるようになるかもしれません。子どもにおけるADHDの診断がしやすくなると、親御さんも安心できるようになるのではないでしょうか。

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