周囲を静かに驚愕させる、アスペルガーの会話の続かなさ

アスペルガーの特徴として、コミュニケーションにおける問題点がよく取り上げられます。というのも、アスペルガーの方との会話は本当に驚くほど続かないことが多いのです。
ここでは、周りの人を静かに驚愕させる、アスペルガーの会話の続かなさについてお話していきましょう。

興味の範囲が狭いからこそ続かない

一般的な方であれば、興味のない話題を振られても何かしらの会話は続くものです。自分にとってはまったく興味のない話題であっても、相手が楽しそうに話していたらいろいろと質問をして会話を続けようとするものです。

しかしながら、アスペルガーの方の場合には興味の範囲が狭く、興味のない話題に対してはついていくことができません。また、いわゆる気の利いたことがいえないので、どうしても返事が「へぇ」といった一言で終わってしまうのです。他の人がいろいろ考えながら会話をしているのに対して、アスペルガーの方はそれができないのです。

決して無口なわけではない

アスペルガーのことをよくわかっていない方にとって、アスペルガーというのは無口に感じるかもしれません。しかし、アルペルガーだからといって無口であるというわけではないのです。あくまでも興味のない話題へのアクションが極端に少ないというだけなのです。そのため、自分の興味のある分野の話になると相手を無視して一方的に話してしまうこともあるのです。無口かと思ったら突然すごい勢いで話しだしたというところでも、周りを驚かせてしまうかもしれません。基本的にアスペルガーというのは相手の立場や気持ちを想像することが難しいのです。だからこそ、驚くほどに会話が続かなかったり、逆に一方的に話してしまったり・・・ということが起こってくるのです。

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