ADHDは脳機能の働きの偏りによる発達障害です。障害というと、どうしてもマイナスのイメージを持ってしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、ADHDというのは何もマイナスばかりというわけではないのです。
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積極性が魅力に
ADHDの方というのは、非常に積極的で行動的な方が多い傾向にあります。ADHDの特性である衝動性や多動性というのはマイナスのイメージを持たれがちなのですが、その特性によって積極性や行動的な部分へとつながっていくのです。
特に、今の時代は学校においても職場においても受け身な方が多い傾向にあります。そういった中で自分のほうから積極的に動いていくことのできるADHDというのは、魅力的な人材になるのではないでしょうか。
積極性によって新しい環境の中でも物怖じすることなく人間関係を築いていくことができますし、その積極性によって周りの人も助けられるということもあるかもしれません。
新しいものに詳しく物知り
ADHDの方には、不注意という特性もあります。
不注意に関しても飽きやすく集中することができないといったマイナスのイメージがつきものなのですが、これによって新しいものに詳しくなり、物知りになれるという部分があります。
飽きやすく、集中することができないからこそ、新しいものをどんどん探し求めていきますし、どんどん知識を増やしていくことができるのです。知っている人の少ない最先端の情報を知っていたり、いろいろなものに関するうんちくを披露することができたりと一目置かれる存在になれるでしょう。
ADHDの方にとっても自分の得た情報を披露できるのは楽しみのひとつになるでしょうし、周りの人に有益な情報を与えるという意味では人の役に立つこともできるのです。
