左利きとADHDの関係

ほとんどの方が右利きになりますので、左利きというとどこに行っても珍しがられるものです。個性にもなりますし、注目を浴びやすい左利きですが、実はADHDと関係があるといわれています。ここでは、左利きとADHDの関係についてお話ししていきましょう。

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左利きはADHDになりやすい

左利きというと天才肌といったイメージがあるかもしれませんが、実はADHDになりやすいといわれています。これは右利きと左利きで脳の使われ方が異なるからです。

左利きになると、脳神経の使われ方が右利きとは違ってきます。もともとADHDというのは脳機能の偏りによっておこる発達障害です。左利きならではの脳神経の使われ方が脳機能の偏りにつながってしまうのです。左手を利き手として使うというのが人間にとってはイレギュラーなことになるのでしょう。
左利きだけではなく、両利きの方も同じようにADHDになってしまうリスクが高いといわれています。

「左利き=ADHD」ではない

ただ、注意しておきたいのが「左利き=ADHD」ではないということです。歴史の教科書に登場するような偉人の中にも左利きであった人は多く、そういったことも影響してか左利きというとそれだけで特別な存在感を放つものです。

実際に、天才肌の方もいることでしょう。中には、いわゆる変わり者タイプの方もいるかもしれません。しかし、だからといって左利きの方全員がADHDであるというわけではないのです。あくまでも脳の使われ方からADHDになってしまうリスクが高いというだけなのです。

決めつけはよくないですが、利き手とADHDには関係があるということを理解しておくと生活の中で役立つこともあるでしょう。また、左利きの方や両利きの方は自分にそういったリスクがあるということも自覚しておきましょう。

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