ADHDというと、何か特殊な能力を持っている人というイメージを持たれがちです。実際に、ADHDであることを告白した上でそれぞれの業界で活躍している人もいますので、そういったイメージがついても仕方ないのかもしれません。ここでは、その中からADHDと絶対音感の関係についてお話していきたいと思います。
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絶対音感を持っているからADHDとは限らない
絶対音感とADHDというのは、セットで考えられることもあるのですが、まったくの別ものです。絶対音感があるからADHDであるというわけではありませんし、ADHDだから絶対音感があるというわけでもありません。
ただ、ADHDで絶対音感を持っているという人はいますし、その能力を活かして活躍している人もいます。あくまでもADHDの中にも絶対音感を持っている人がいるというだけで、ADHD全員が持っているというわけではありません。
敏感だからこそ突出した能力を持つことも
ADHDの人というのは、非常に敏感な感覚を持っています。だからこそ、苦労することもあるでしょうが、それが絶対音感につながることもあります。
ADHDというのは、好きな分野においては非常に努力をしますし、それゆえに能力も伸ばすことができます。得意分野における強みというのは相当なものです。その得意分野ということで、絶対音感が備わっていたということもあるでしょう。
絶対音感は生まれつきの才能であることもありますし、小さい頃からの努力で身につくものでもあります。生まれ持ったものでなかったとしても、音や音楽というものを得分野としているのであれば将来的に絶対音感を身につけることも十分可能であるといえるでしょう。
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