ADHDと妄想癖

テレビに出ている有名人がADHDであることを告白するといったことも多くなり、最近ではADHDも広く知られるようになりました。
しかしながら、人とは違うADHDという漠然とした認識で具体的にどういった特徴があるのかを知らないという人もいるかもしれません。
ここでは、ADHDの特徴のひとつである妄想癖についてお話していきましょう。

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ズバリ、ADHDには妄想癖がある

ADHDにはさまざまな特徴があります。
物事に優先順位をつけることができない、思ったことをストレートに言ってしまう、物事を先延ばしにしてしまう・・・こういった特徴の中のひとつとして、妄想癖というものが挙げられます。
実際に、ADHDの人の中にはこの妄想癖が一番大変だと感じている人もいるようです。
妄想というのは、誰もが経験することではあると思いますが、ADHDの人の場合には妄想の世界にかなり長いこと入り浸るような感じになります。つまり、妄想の時間がかなり長いのです。

気づいたら妄想の世界に

ADHDの人の中には、「気づいたら妄想の世界にいる」という人もいます。というのも、妄想はそれこそいつでもどこでもできるものです。街中を歩いているとき、買い物としているときなどでも妄想をしているものです。
ADHDのこの妄想癖というのは、言い換えれば完全に自分の世界に入ってしまっている状態なのです。その中で思い出し笑いをすることもあるでしょうし、基本的に妄想しているときというのはぼーっとしているため、周りからは「何も考えずにぼーっとしている人」と見られることもあります。
ただ、妄想の世界に行ってしまっても戻ってくることはできます。一般的な人よりは、妄想の世界との距離感が近いからこそ、すぐに飛び立ってしまうという感じなのではないでしょうか。

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