ADHDは芸術家に向いている説

ADHDを含めて、障害を抱えている人の芸術活動というのはテレビをはじめ、さまざまなメディアで取り上げられる傾向にあります。そのため、障害を持っている人は無条件に芸術の分野で才能を咲かせることができると思っている人もいるでしょう。
ここでは、ADHDが芸術家に向いているのかどうかについてお話していきたいと思います。

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クリエイティブな芸術家には確かに向いている

基本的にADHDの人は芸術家を含め、クリエイティブな仕事に向いているといわれています。
これは、ADHDの人が持っている能力に関係していきます。というのも、ADHDの人の多くは独特な感性を持っていますし、ひらめきというのも多いものです。
新しいものへのアンテナも敏感になっていますので、すぐに情報を仕入れます。そして、こういった能力を活かしていくだけの行動力があるのです。芸術家には感性もひらめきも必要とされますし、情報に敏感であり、それを積極的に取り入れていく姿勢も大切です。
何よりもそういったものを行動に起こしていくからこそ、芸術が完成するのです。

芸術家に向いているのはADHD全員ではない

ADHDが芸術家に向いているのかといえば、その能力から考えれば確実に向いています。ただ、だからといってADHDの人全員が芸術家に向いているというわけではないのです。
というのも、人には得手不得手があります。同じ勉強が好きな人でも国語が好きという人もいれば、理科が好きという人もいます。クリエイティブの分野に強い人でも、その中で何を得意とするのかは異なってきます。
ADHDは芸術家を含め、クリエイティブの分野で活躍できる可能性が高いのですが、全員が芸術家になれるわけではないと理解しておきましょう。

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