アスペルガーにおける視覚的思考と非視覚的思考

アスペルガーにはさまざまな特徴があるのですが、その中でも視覚的思考というのはよく取り上げられるものです。
しかし、すべてのアスペルガーが視覚的思考を持っているわけではなく、むしろ視覚的思考の要素ではなく非視覚的思考の特徴を持っている方もいるのです。
ここでは、アスペルガーにおける視覚的思考と非視覚的思考についてお話していきましょう。

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アスペルガーの視覚的思考とは

まずはアスペルガーの視覚的思考についてお話していきましょう。
視覚的思考というのは、簡単に言ってしまえば目から入ってくる情報に強いということです。例えば、口頭で指示するよりも指示内容を文字で伝えたほうが理解しやすいといった感じになります。目から入ってきた情報であれば、それを頭の中で映像化することができるのです。勉強や仕事の際には、この視覚的思考を利用することによってよりスムーズに作業を進めることができるのです。

アスペルガーの非視覚的思考とは

先では視覚的思考についてお話しました。では、非視覚的思考というのはどのようなものなのでしょうか。
非視覚的思考というのは、簡単に言ってしまえば言語に強いということになります。
視覚的思考では口頭で伝えるよりも文字にしたほうが伝わりやすいという話をしましたが、非視覚的思考では口頭の指示にも強いですし、文字による指示にも強いのです。強いといってもあくまでもアスペルガーの中では強いということになりますので、特別な能力があるというわけではありません。長期的な記憶ができる場合も多く文字や数字、文章と向き合うような仕事が向いているといわれています。

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