アスペルガーと体温調節

アルペルガーの方の中には、体温調節が苦手だという方も多い傾向にあります。周りから見ると、「なぜ?」と思うことも多いでしょう。ここでは、アスペルガーと体温調節の関係についてお話していきたいと思います。

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温度感覚において鈍い傾向にある

アスペルガーの方の中には、温度感覚において非常に鈍い傾向にある方も少なくありません。実際に、アスペルガーであることを公表しながら活躍している方も多くなっているのですが、そういった方の中にも自身の温度感覚の鈍さについて語っている方もいます。

よくあるパターンとしては気がついたら体がかなり冷えていた、逆に気がついたら室温がおそろしく高くなっていたということが挙げられます。

普通は途中で気づいて対策をするのですが、温度感覚が鈍いために気づいたらそうなっているというパターンが多いのです。

自覚はなくとも体の負担になる

温度感覚が鈍いため、他の人がするであろう体温調節を自分でしないということもよくあるのですが、これは自覚がなくとも体の負担になってしまうものです。
単純に暑さに強い、寒さに強いという話ではなく、あくまでも感覚が鈍いということですのでそれ相応のストレスが体にかかっているのです。

そのため、温度感覚が鈍く体温調節をあまりしないアスペルガーの方は、温度計などを積極的に使っていきたいものです。
温度計を見て、寒いようであれば防寒対策をしていくことが必要になりますし、熱いようであればクーラーをつけるといったことをしていく必要があります。

周りの方が体温調節の面で気遣ってあげることはもちろんですが、本人が自分で判断して行動していくように持っていきたいものです。

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