幼児におけるADHDとアスペルガー

アスペルガーやADHDに限ったことではなく、幼児期というのは親御さんにしてみれば子育てが大変な時期になるかと思います。ただ、アスペルガーやADHDの場合には特に子育てが大変になるという話は多いものです。ここでは、幼児におけるADHDとアスペルガーについてお話していきましょう。

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ADHDとアスペルガー、幼児の傾向は?

まずは幼児のADHDの傾向について見ていきましょう。大きく3つのタイプに分けることができます。ひとつは多動性や衝動性が目立つタイプ、もうひとつは不注意が目立つタイプ、最後のひとつは両方が見られるタイプです。

多動性や衝動性が目立つタイプは落ち着いていられずにそわそわしたり、人の話を遮ったりします。

不注意が目立つタイプがどちらかというとぼんやりとしており、集中ができない傾向にあります。

両方が見られるタイプは、まさにこれらの傾向が混在している状態です。

一方で幼児のアスペルガーの傾向としては、ひとり遊びを好む同じ遊びを繰り返す決まったパターンがあり融通が利かない人とのごっこ遊びが難しいといったものが挙げられます。

性格として見てしまう親御さんが多い

もともと幼児期のお子さんというのは、自由奔放でなかなか言うことを聞かないものです。そのため、アスペルガーやADHDの傾向があったとしても性格として見てしまう親御さんが多い傾向にあります。

確かにもともと性格との見分けが難しいところもあるのですが、幼稚園や保育園での様子などをしっかりと聞いて、普段から言動をよく観察しておくことによってある程度判断もできるようになるでしょう。

他の子の親御さんや先生からの注意で気づくようになる親御さんも少なくありませんので、いろいろなところにアンテナを張っておきましょう。

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