発達障害、3種の分類

アスペルガーやADHDについて取り上げられることが多くなり、発達障害というものがより多くの方に認知されるようになったものの、理解が深まっているとはなかなか言い難い状態です。
ここでは、発達障害への理解を深めるためにも発達障害における3種類の分類についてお話していきましょう。

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発達障害の分類は大きく3つ

発達障害には広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動障害という3つの分類があります。まずは分類が3つあるというところから理解していきましょう。

一つ目の広汎性発達障害についてですが、代表的なものとして自閉症が挙げられます。自閉症についても最近ではいろいろなところで取り上げられるようになりました。この広汎性発達障害というのは、基本的に人とのコミュニケーションが苦手という特徴を持っています。言語的なコミュニケーションだけではなく、非言語コミュニケーションももちろん苦手です。勉強はできても人間関係がうまくいかないといったケースも珍しくありません。

二つ目の学習障害についてはどうでしょうか。学習障害というと勉強ができないイメージかもしれませんが、勉強全般ではなく算数障害や読字障害といった特定の理解能力に問題があるタイプになります。トータルで知能に問題はなくとも、一部分だけが極端にできないといった感じになります。

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そして、三つ目の注意欠陥多動障害についてです。これは文字通りの障害になります。不注意、多動性といったものが特徴となってきます。忘れっぽい、気が散りやすい、じっとしていることができない、落ち着かないといった症状が出ます。

広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動障害という3つは発達障害を知る上で非常に根本的な柱となりますので、是非積極的に知っていきましょう。

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