アスペルガーと認知症についての考察

アスペルガーと認知症というのは、まったくの別物です。しかし、別物ではあるもののアスペルガーと認知症には似ている部分もあります。ここでは、アスペルガーと認知症についての考察ということでその共通点と相違点について述べていきます。

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アスペルガーと認知症の共通点

アスペルガーと認知症の共通点として挙げられるのがその症状です。自分の置かれている状況がわからなくなってしまう、人の気持ちを理解できなくなってしまうといったところがアスペルガーと認知症に共通している症状です。この症状によって周りとの人間関係がうまくいかなくなるということもあります。
また、そのときに自分がやりたいと思ったことをやらずにはいられないというところも共通点になってくるでしょう。言ってしまえば、抱いた欲求を抑えることができないのです。
そのため、アスペルガーと認知症であることが理解されていない場合、周りからはわがまま放題していると見られてしまうこともあります。

アスペルガーと認知症の相違点

先では、アスペルガーと認知症の相違点について述べましたが、アスペルガーと認知症には決定的な相違点もあります。それは、先天性であるか、後天性であるかというところです。

アスペルガーはあくまでも脳の働きの偏りによる発達障害で先天性のものになります。
一方で、認知症というのは後天性のものになります。

言い換えれば、アスペルガーは生まれ持ったもので、認知症は後から発症するものなのです。アスペルガーは早期に自覚をし、アスペルガーとしてどう生きるかが重要になってきます。ただ、認知症に関しては予防していくことが可能です。認知症にならないよう予防していくことによって、認知症を避けることができるのです。

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