子どものうちに発達障害に気付けるというのはラッキーなんです

子どもの発達障害が発覚して、少なからずショックを受けている親御さんもいるのではないでしょうか？ですが、落ち込む必要はありません。むしろ、子どものうちに発達障害に気づけるというのはラッキーなのです。

発達障害とわかった上での子育てができる

子どもの発達障害に気づかないまま、子育てで苦労している親御さんというのは少なくありません。その多くが「育て方が悪かったのか・・・」と自分を責めてしまっているものです。しかし、そもそも発達障害というのは脳機能の偏りによるものです。つまり、先天的なものですので、どうしようもない部分もあるのです。

これが事前にわかっているのとわかっていないのでは、子育てのしやすさというのは大きく変わってきます。発達障害とわかっているからこそ、自分を責めることなく、子どもと向き合いながら子育てをしていくことができるのです。

発達障害だからこその将来設計もできる

子どもの将来というのは、子どものものなのですが、中には「将来大きくなったらこうしてほしいな」といった期待を抱いている親御さんもいるかもしれません。大人になってから実は自分の子どもが発達障害だったとわかったのでは、親御さんの中で抱いていた将来設計というものが崩れてしまうかもしれません。

もちろん、親御さんの期待する将来設計ではなく、子ども自身の将来設計にも関係してきます。早い段階で発達障害であることが発覚したからこそ、親御さんは親御さんで将来に備えることができますし、子ども自身も発達障害であるということを理解した上での将来設計というものを改めて立てていくことができるのです。
子どものうちに発達障害に気付けるというのは、ありがたいことなのです。