アスペルガーやADHDで障害者手帳はもらえる?もらえない?

アスペルガーやADHDと診断された場合、気になってくるのが障害者手帳の存在です。アスペルガーやADHDの方というのは、障害者手帳の取得が可能なのでしょうか。ここでは、障害者手帳についてお話していきましょう。

Sponsored Link

障害者手帳、もらえます。

アスペルガーやADHDの方でも障害者手帳をもらうことができます。少し前までは、アスペルガーやADHDから鬱を発症してしまったといったケースなどでないと障害者手帳の取得は難しいと言われていました。

 2次障害に気をつけて。なんとか避けたいアスペルガーと鬱のWパンチ

ですが、アスペルガーやADHDというものへの認知が広まってきたこともあり、最近ではアスペルガーやADHD単体で障害者手帳の取得が可能になっています。

ただ、初診から6か月以上経過していることといった条件がありますので、それを満たしているというのが前提になります。症状によって等級も異なり、日常生活ができないということであれば1級、日常生活に大きな制限がある場合には2級、日常生活と社会生活に制限がある場合には3級といったところです。

あえて障害者手帳をもらわないという選択も

アスペルガーやADHDであっても、その症状の程度というのは人それぞれです。やや性格にクセがあるといった程度の症状であれば、障害者手帳をもらわないという選択をしてもいいのです。

あとは、障害者手帳を取得することに対してご家族が抵抗感を持つケースも珍しくありません。基本的にはそういった偏見を持たないことが重要になってくるのですが、障害者手帳の取得によって家族との関係にひびが入るということであればあえて取得しないという選択をしてもいいでしょう。
もちろん、症状が重い方であればそういった周りの声を気にすることなく障害者手帳の取得をしていいかと思います。
自分の生活のことを最優先に考えましょう。

Sponsored Link