塾通いのアスペルガー/ADHDの子と親が直面する悩みの具体例4つ
アスペルガー・ADHDの子が塾に通う際に直面しがちな悩みとしては、たとえば次のようなものがあります。
2.「勉強のできなさ」が、アスペルガーゆえなのか、それとも、ただ努力不足なのかが判断できない。
3.親としては退塾・転塾を考えているものの、本人がその塾に固執し辞めたがらない。
4.少人数制の塾に行っているのに学習内容を理解できず、すでに数回塾を変わっている。受験まで時間がないのにどうしていいかわからず焦るばかり。
どうでしょうか?
たとえ子供がまだ塾かよいしていない年齢であっても、発達障害の子を持つ親であればこれらのことは容易に想像出来るかと思います。
放っておくと、精神面でとりかえしのつかなくなることにも
どうしていいかわからず例えばこのまま時間が過ぎていくとします。
するとどうなるでしょうか?
・塾の仲間と、また親子間などで不毛な言い争いのくりかえしが続き、肝心の勉強以前に疲れ果ててしまう。
・親子の信頼関係の崩壊
・本人はすっかり自信をなくし、自己否定に走る。
そうです。
このままでは親も子も心がすり減っていくばかり。
そんなようでは受験もうまくいくわけないですよね?
受験までの道のりを暗く長い苦痛の連続にしないために
先にあげたように、このまま解決せずに放置しておいてもいいことは無いどころか、受験までの道のりは暗く長い苦痛の連続になってしまいます。
うまく解決できていい具合に転がり始めれば、毎日は少しずつですが確実にかわります。例えば、
・受験や受験勉強にトラウマをもたずに済む。
・家の空気が落ち着き、いい流れが生まれる。
・たとえレベルを落とした学校に入学しても、「努力して、受かった」という成功体験になる。
どうでしょう、こう変えたくありませんか?
きっと願いはみんなおなじです。
でも、そんな理想の形を作り出すには、どうしたらいいのか。
それがわからない。
当事者であるとなかなか俯瞰できないから。
もののみごとに混乱してしまうのです。
「今、親も子も、苦しい」のだったら、
ここで一度、深呼吸して考えを整理してみる必要がありそうです。
遅すぎることはないです。仕切り直せばいいんです。
気づいた時が変わり時、というやつです。
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