おわりに
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「アスペルガーやADHDの特性ゆえに、塾で他の子に迷惑をかけてしまう。そして学習内容自体も理解ができない。このままの塾では無理かも。でもどうしたらいいかわからない。」
この悩みを解決するには、
1.まずは落ち着いてモラルを説明する。
2.問題点のすべてをアスペルガーに結び付けない。
3.塾に付いていけない場合は、先生・本人・親の三者でクラス変更も視野に入れて話し合う。
4.塾にこだわらず、発達障害児の対応にも力を入れている個人指導・家庭教師を検討する。
以上の4つを実行してみる。
言うまでもないごくごくシンプルなことかもしれませんが、問題の渦中にいると意外と見落としがちなチェックポイントでもあります。
これらを周囲が根気づよく試すことによって本人がそぐわないやり方から解放されれば、
親子間での勉強を巡る不毛なケンカも減り、落ち着いた環境の中勉強だけに集中できる。
だから点数が取れるようになったり、受験で言えば合格の可能性が高まる。
子供時代に一番身に付けたいとも言われる、幸福体験・成功体験にもつながります。
なにより「受験=塾通い=苦しみ」というトラウマを持たずに済むことは、これからの人生において大きなメリットです。
受験勉強の時期も、できれば輝かしい青春の1ページに。
振り返れば懐かしめるような思い出になればなぁと思うのです。