ADHDとアスペルガーのカップルは意外に多いものです。もともと共通点があるからか、ADHDとアスペルガーというのはお互いに惹かれやすいのです。ここでは、ADHDとアスペルガーのカップルのエピソードについてお話していきましょう。
うまくいっているケース
ADHDとアスペルガーのカップルというと円満な関係を続けるのが難しいと思われがちですが、実際にうまくいっているケースも少なくありません。
例えば、男性がADHDで女性がアスペルガーのカップルの例を挙げてみましょう。
かみ合わないことがあると、女性のほうがすぐに「別れよう」という言葉を口にするのですが、男性のほうがフォローを入れて、「何が問題だったのか」「解決のためには何をするべきなのか」「妥協できるところはどこなのか」といったいわゆるテンプレートのような流れを作り、最終的にお互いに謝罪してまるくおさまるような形を取っているケースがあるようです。
定型のようなものを作ってしまうことによって、お互いにうまくいくケースです。
もちろん、人としての愛情や相性もあるでしょう。
うまくいかないケース
次に、ADHDとアスペルガーのカップルでうまくいかないケースについても見ていきましょう。今度は女性がADHDで男性がアスペルガーというカップルの話です。
もともとアスペルガーの男性はDVに走りやすい傾向があるのですが、この男性も軽いDVの傾向がありました。女性のほうは耐えていたものの、最終的には我慢できなくなって逃げだすように別れてしまったのです。
もともとADHDというのは我慢できずに衝動的な行動に出てしまうという特徴がありますので、最終的にその特徴が出た形です。
結婚してからこのカップルと同じような展開になるケースも珍しくありません。