「アスペルガー 言葉の裏の意味を理解できない」の症状
アスペルガーの人は、裏に含みのある言われ方(嫌み・皮肉・冗談、良心的な嘘、ほのめかし・暗示など)をされても、その「含み部分」を汲み取ることができません。
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言葉の意味をストレートに、額面通りにしか受け取らないため、全部を言葉で言ってもらわないとその意味を理解するのが難しく、その真意を飲み込むことはアスペルガーにとって至難の業です。
「アスペルガー 言葉の裏の意味を理解できない」の症状例
- 「お上手ですね」などといったお世辞を間に受け、過度な自信を持ってしまう。
- 相手がほんの冗談でいったことを間に受け、とんちんかんな事をいい返してしまう。
- 「最近どう?」と声をかけられても「何が?」と答える。
- 「空気が読めない」と言われても、「空気が字じゃないから読めないのは当然だ」と言う。
- 「〜くん」と声を掛けても反応せず、「〜くんちょっと来て。」と言うとはじめて来てくれる。
- 「好きにしたらいい」と言われて、本当に好きなようにしたら、後で怒られる。「好きにしたらいいといったのに」と不思議に思う。
- しっかりとした人に育てるためにとあえて厳しくされても、その「あえて」の部分が汲み取れず、意味がわからない。
- 電話で「〜さんいますか?」と聞かれ、「はい、いますよ」と答えるだけで終わってしまう。(取り次ごうとはしない)
- 「ここまでどうやって来ましたか?」と聞かれ、「9時に家を出て駅まで自転車で行き、駅から都営線に乗って、次に山手線に乗り換えて池袋駅に降りた。」といったように律儀に答えてしまう。
- 「御祝い用意して待ってるから、是非いらしてください。」といった社交辞令を真にうけ、「御祝い用意してくれてるから行かないと」と行ってしまい、相手を突然の来訪で慌てさせてしまう。
「アスペルガー 言葉の裏の意味を理解できない」の対処法
トラブルの元とになりそうな冗談は極力避けたほうが無難。
面倒であっても事細かに言葉で言ってあげるほうが親切で問題も起きにくいです。