ADHDであるとわかったら、やはりすぐにでも治療を受けていくべきです。
ただ、治療といっても何か特別なことをするわけではありません。ADHDだからといって気構えることなく、安心して治療を受けていきましょう。
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ADHDの薬物治療
ADHDでは、薬物治療をおこなう場合があります。
薬物治療で使われるのは、アトモキセチンとメチルフェニデートという薬になります。
ADHDは脳の働きの偏りによる発達障害として知られていますが、脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやドーパミンにも大きく関係しています。
アトモキセチンとメチルフェニデートという薬は、脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやドーパミンの不足を改善するという意味合いで処方されるのです。
生活の中での治療
薬物治療をせずとも、生活の中での治療で改善していくというケースも少なくありません。生活の中での治療というよりも、生活の中での工夫といったほうがしっくりくるかもしれません。
例えば、指示をしてもらうときには短く簡潔に出してもらう、自分が過ごす場所において集中を妨げるようなものは取り除く、自分を過信することなく周りの人を頼るといったことが挙げられます。
自分ひとりでどうにかなるものもあれば、他の人からのサポートがないとできないこともあります。自分の特性を周りに説明した上で、サポートをお願いするというのも治療のひとつと言っていいかもしれません。
このように気を付けながら毎日の生活を送っていくことによって、自分も周りもより快適に過ごすことができるようになります。ADHDの方には特に難しく感じるかもしれませんが、こういったものが習慣化すれば非常に楽になります。前向きに進めていきたいものです。