2次障害に気をつけて。なんとか避けたいアスペルガーと鬱のWパンチ

ひとつの障害を持っていると、その障害が原因でさらに別の障害を引き起こしてしまうというケースは少なくありません。アスペルガーの場合には、2次障害として鬱が挙げられます。というのも、アルペルガーから鬱になる方というのは国際的にも多いといわれているのです。

なぜアスペルガーから鬱に？

国際的にも多いといわれているアスペルガーからの鬱ですが、そもそもなぜアスペルガーから2次障害として鬱を引き起こしてしまうのでしょうか。

それは周りの人間関係によるところが多いようです。というのも、アスペルガーというのはやはり周りから浮いてしまいますし、特にアスペルガーについてよく知らない人からの理解というのはなかなか得られないものです。集団の中で孤立してしまい理解されない状態が続くと、やはり心を病んでしまうものです。

その結果、アスペルガーであることによって鬱が引き起こされてしまい、さらに周りとの関係も悪化していくという悪循環に陥ってしまうこともあります。

基本的には、一般的な方が鬱病になったときと治療は変わりません。まずは、休むことです。周りの人間関係が大きく関係してきますので、一旦関わることをやめて自分だけの時間を確保し、リラックスすることを目指していくことになるでしょう。

ゆっくりと休むことができたら、カウンセリングや認知療法、場合によっては薬物による治療をおこなっていくこともあるでしょう。鬱病になる前にはやはりこの兆候が出てきますので、少しでもおかしいなと思ったらゆっくりと休むことを心がけていきたいものです。